カテゴリ:環境住宅プロジェクト( 5 )

環境住宅プロジェクト

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お問い合わせは下記

有限会社 山本工務店
TEL03-3979-3401
FAX03-3979-3735

URL
http://www.reformyamamoto.com/
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by shojiyukie | 2012-04-25 13:23 | 環境住宅プロジェクト

環境住宅プロジェクト-sono3  10万年後の安全 資源と環境

5月14日の環境住宅プロジェクトの例会は山本工務店産学連携のパートナーである日本工業大学の成田健一先生をお迎えしての運びとなった

成田健一研究室
http://leo.nit.ac.jp/~narita/

■ 山本工務店社長
■ 一級建築士 Sさん
■ 経営コンサルタント Tさん
■ 一級建築施工管理技師 Hさん
■ 砂絵工房 YとK
今回の例会、現在進行していた建て替えの案件がいったん頓挫してしまった報告から始まった。これは我々の力不足と言うより、建て主様の個人的な事情により、白紙に戻った形で、親身に相談に乗って直接の窓口になっていたSさんは少なからず消耗して見えた。

しかし成田先生をお迎えすると、様々示唆や啓蒙を与えられることはもとより、我々の目も耳もはっきりしなかった頭もぐっと「解像度」が上がる感じなのだ。このことを実感しながら、お客様に仕事を提供できるということは本当にありがたく得がたいことだと感じる。解像度が上がった気分で、その上でお互いなにが提供できるのか楽しみたい。

もう評判になっていることと思われるが、フィンランドの核燃料廃棄物処理にまつわるドキュメンタリー映画「10万年後の安全」を成田先生はご覧になったらしい。
北欧は地球上でもっとも古い安定した地層を持っており、その奥深くに廃棄物を埋めて封印し10万年後の無害になるまでを想定して処理する。地震国の日本にはそのような古い地層は国土に無い。資源というと、エネルギーそのものを指すように思いがちだが、使ったエネルギーを安全に処理する能力も資源に含まれるのだ、というお話が強く印象に残った。
私たちはなにを持っていて、なにを持っていないのか?

成田先生はおっしゃる。

「確かに自然エネルギーは地球から搾取しない、しかしとても不安定不確定な要素はついて回る。いざというときのバックアップエネルギーを絶やさないように調整しながら運転していると、フル稼動しているより、かえってエネルギーを効率よく使えない側面も現段階ではあることを認識しながら進むべき。善悪の二極論で展開するのでなく、皆がリスクを負う覚悟と思考停止にならない強さを見につけることだね。絶対善にくくりこむことは安全神話を一枚岩で信じ込むのと同じだよ」

そして、さらに

「太陽光発電はこれから数年でぐっと技術的にも効率的にも進歩すると思う。でも太陽の光は自然のものだから不安定には変わりない。自然は別に人間のためにあるんじゃないから。」
そう、私たちは考えて、対話できる能力があるのだし、それこそが資源。

プロジェクトの住まい造りにも議論が交わされた。Sさんが
「自分では環境住宅プロジェクトの実感はあるんだけど、お客様にわかりやすくその「売り」を上手く説明できないんですよ。商品としてどのようにお目にかけるのか難しくて」
と意見を述べ、一同深くうなづく。

本当にそこが悩ましいところで、パッケージングされた目に見える商品を価格検討して購入するシステムに慣れた消費者意識には上手くアプローチできない。
それにも先生は

「環境ってさ、イコール「エコ」と思いがちだけど、本当はもっと広いものなんじゃないかな?たとえばご近所が上手く付き合っていける街も、いらいらしない生活スタイルの工夫も、今は建て替えにふさわしくないと判断するのも環境に貢献しているよ。これはお得ですよ~、エコですよ~、で売っといて、きちんとアフターケアもなしなんて環境配慮してるって言えるかな?商品を売るのではなくお客様と作品を作り上げることがプロジェクトの環境なわけじゃない?家って丁寧に作るとこんなに違うんだって事を皆で体験できること。上手く作ればクーラーなんて要らない家が産学連携なら作れるわけだし。

「え!?クーラー要らずってそれほんとっすか?」

「まあ、それは個人差があるけど(笑)でも、かなり近づける事はホント」

よしよし、やってやろうじゃないのということで、士気も解像度も上がったところで懇親会。ダイエット中の先生にも一杯お付き合いいただいて今日はおのおの宿題抱えてお開き。
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by shojiyukie | 2011-05-16 13:43 | 環境住宅プロジェクト

環境住宅プロジェクト

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by shojiyukie | 2011-04-27 13:04 | 環境住宅プロジェクト

環境住宅プロジェクト-sono2 例会日記

今日は環境住宅プロジェクトの高島平の山本工務店事務所にての月いち定例会議。

この例会には常任メンバーがほぼ集まる。

■山本工務店社長
■一級建築士のSさん
■経営コンサルタントのTさん
■一級建築施工管理技士のHさん
■砂絵工房Y

このメンバー以外にもゲストや興味のある方、オブザーバーとして参加をお願いする方、などなど例会は常任メンバーを中心にその時々で変化をもたせて開いている。メーカーさんなんかも聞きに来てくれるときもある。

基本は社長の方針でとても開放的に運営されている。
そして最後は簡単な打ち上げ。これも社長の方針ですね(笑)

今回の議題は現在環境住宅プロジェクトで承っているお宅の工期や着工やもろもろについて、常任メンバーのコンセンサスを取るための具体的な発表。少なからず地震の影響もあり、お客様がどんなお宅にしたいか悩んでおられる部分もあり、そこはじっくりと納得する答えを見つけてもらいたいところなのでもう少し着工にかかりそうですが、基本は当初の予定通り進んでいる。

昨年の蓮根のK邸は厳しい建坪の面積の中、『組み木細工』のように各部屋が響きあい、かつプライバシーもしっかり守られた二世帯住宅を完成、引渡しを完了し、お客様のK氏に喜ばれた。

厳しい条件だったが、出来てみると嬉しいよね、とはSさんの弁。

ソリャそうだよね。

地震のあとの状況を各メンバーから報告。メンバーは偶然東北系が多いが、幸いにも深刻な被害からは免れたこと、海外の友人、知人などからの生々しい外国での、この事態の受け取られ方などが語られる。

比較的能天気なメンバーが集まってはいるがやはり深刻ムード。そして被災当事者でもないくせに!と自ら突っ込みあう。そのとおりだ。すると社長が

『流されちゃって再構築だよな~。今までの価値観もしっかり再構築だよな~。儲りゃ良いっていう価値観も実はうそだよな~って言うか、儲けたいと思うとあんまり儲かんないんだよな~…』

とやけに意味深い謎のつぶやき。そうなのかしら?儲けには縁なく、よくわからないがそんなものなのかもしれない。

例会のあとはなんとなく事務所で茶碗酒とあいなる。銘柄はご存知宮城の銘酒『浦霞 禅』。復興の一助としてはささやかだが、千里の道もなんとやら。やらずに批評ばかりするよりやったがまし、の精神でメンバーは茶碗に手を伸ばす。

いつも穏やかな紳士のHさん、やけに茶碗酒がお似合いです。茶碗を持つ手の角度が美しく、ばっちりと絵になり、砂絵工房惚れ惚れ。適度に男っぽく、かつ品がいい。眼福。

そうこうするうち山本工務店の若い衆がばたばたと出入りし、静かになる。これから被災地に義援に行くらしい。むっつりして見えるがどことなく生き生きとしている。と皆で話し合う。今回の地震、本当に辛く痛ましいことであるが、実は人間は『人の役に立ちたい生き物』何じゃないのかな?ということで意見が一致する。

今まで、人の役に立ちたいなんてばかばかしい、自分さえよければいいんだよ。という気分感がこの国には蔓延していたように思うが、本当は人間は自分以外の何かの役に立つ実感が伴わないとあんまり長くがんばれない生き物なんじゃないか?という話題で呑む。別に、善人とか悪人とかそんなことじゃなくて。もっと素朴な体の問題として。

これも再構築?いや、再発見?難しいなぁ
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by shojiyukie | 2011-04-23 23:51 | 環境住宅プロジェクト

環境住宅プロジェクト-sono1

山本工務店主催の環境住宅プロジェクトに参加しています。産学連携で住まい作りに取り組むというこのプロジェクト、ようやく一年が過ぎました。砂絵工房はイラスト、広報、イメージスケッチなんかを担当。
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こちらがイラスト

ずいぶんやる気に満ち溢れていますが(笑)

山本工務店は高島平に構えてから40年近くの地域密着で展開する工務店です。環境住宅プロジェクトは社員方々オンリーではなく、協力業者や大学の教授、わたしら砂絵工房みたいな絵描き、その他もろもろの主旨に賛同する外の連中が寄り集まって立ち上げた『住まい作り・環境づくり』に取り組む試み。

産学連携ってのは最近耳にいたしますが、これは上手く取り組めばとても実り多かろうと思います。

社長と日本工業大学の成田健一先生が奇跡のように『相性ばっちり』です。二人とも真逆な印象なんですがそんなところもいいのかも知れないです。

今日はこれから定例会議。
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by shojiyukie | 2011-04-22 09:31 | 環境住宅プロジェクト